現在、NEOは高配当銘柄に毎月追加投資をする方針でコツコツと購入をしているのですが…
国内で購入している投資商品と海外で購入してる投資商品では…
一体どちらが運用利率が良いのか?
頭の中で計算できていても…しっかりとした数字はわかっていないので、
今回ブログでまとめてみたいと思います。
検証する銘柄は…
今回検証してみる投資商品は、NEOがポートフォリオの中心としてる銘柄である↓
と
です。
HSBCユニットトラストに関しては信頼できる投資家の方や現地の知人からの情報で購入している銘柄のため、
詳細は記載できないので、ユニットトラストAとして記載させてもらいます。
NEOが実際に投資をしているユニットトラストと購入手数料と年間管理費との相違がありますが…平均的な手数料で検証してみます。
そして、購入金額は30万円として送金から手数料全てを計算した後の、
を計算してみます。
設定した日にちは12月12日のレートを参考にしています。
また、検証が分かりやすいようにすべての利率と為替と1年後も同じとします。
それでは下記をご覧ください。
HDVの場合
・為替手数料 住信SBIネット銀行で4銭
・30万円ドル転→手数料12円
・299988円→2643.73USD
・現在のHDV株価 90.03USD
購入株数29株=2610.87USD(32.86USD株価端数)・2610.87USD-11.74USD(手数料)=2599.13USD
・2599.13USD×3.52%(配当率)=91.48USD(年間配当金)
・91.48×30%(日米税金)=64.08
・2599.13USD+64.08USD=2663.21USD
2663.21USD-2USD(年間管理費0.08%)=2661.21USD+32.86USD(株価端数)=2694.07USD=305658円
1年間運用すると…5658円プラスになっていることがわかります。
2年後
・2661.21USD(1年後総額)×3.52%(年間配当率)=93.67USD(年間配当金)・93.67×30%(日米税金)=65.57
・2726.78USD-2USD(年間管理費0.08%)=2724.78USD+32.86USD(株価端数)=2757.64USD=312871円
2年後、12871円のプラスになっていることがわかります。
3年後
・2724.78USD(2年後総額)×3.52%(年間配当率)=97.96(年間配当金)・97.96×30%(日米税金)=68.58USD
・2793USD-2USD(0.08%)=2791USD+32.86USD(株価端数)2823.86USD=320384円
3年後、20384円のプラスになっていることがわかります。
4年後
・2793USD(3年後総額)×3.52%(年間配当率)=98.31USD(年間配当金)・98.31×30%(日米税金)=68.82USD
・2861.82USD-2USD(0.08%)=2859.82USD+32.86USD(株価端数)
2892.68USD=328192円
4年後、28192円のプラスになっていることがわかります。
HSBCユニットトラストA
30万円をHSBC香港銀行に送金する場合、今回はトランスファーワイズを使用します。
各ファンドで手数料は違いますが、今回は平均して購入手数料5%、年間管理1.5%で計算します。
・30万円をトランスファーワイズでHSBC香港へ送金した場合、
30万円-2274円(手数料)=20518.98HKD(四捨五入)
・20519HKD-1026HKD(購入手数料5%)=19493HKD
・19493HKD×7%(運用利率)=1365HKD(年間配当金)
・20858HKD×1.5%(年間管理費)=313HKD
・20545HKD=298237円
1年後は、マイナス-1769円となります。
2年後
・20545HKD+1438HKD(運用利率7%)=21983HKD・21983X1.5%(年間管理費)=329HKD
・21654HKD=314336円
2年後、14336円のプラスになります。
3年後
21654HKD+1516HKD(運用利率7%)=23170HKD
23170HKD×1.5%(年間管理費)=348HKD
22822HKD=331291円
3年後、31291円のプラスになります。
4年後
22822HKD+1598HKD(運用利率7%)=24420HKD
24420HKD×1.5%(年間管理費)=366HKD
24054HKD=349453円
4年後、49453円のプラスになります。
検証結果
今回の検証で、【HDV】の運用利率をHSBCユニットトラストが上回るのに約2年の時間を必要とすることがわかりました。
この結果から手数料がいかに重要なのか?かがわかると思います。
運用率が良くても、手数料次第ではプラス運用になるためは時間を要することがはっきりとわかります。
配当銘柄は、一度購入したら確保し続けないといけない理由はこの辺りにあります。
少しでも手数料負けをしないためには、ある程度大きな資金で買い付ける必要がありますが…
しかし、どこまで金額を出すのか?が一番のポイントになるかと思います。
今後のNEOの方針は…
NEOとしては今後、
ので、うまくバランスを取りながらポートフォリオを作成したいと思います。
この結果から…「HSBCユニットトラストは手数料が高くてダメじゃん!」ではなく、
2年以降の伸びしろがあることや、
高配当をそのまま追加投資することでの複利の力を考えると…
やはりこの商品を主力にして、国内で買える高配当銘柄とリスクヘッジを実施しながら、資産形成をすることが賢明かと思います。
そして何よりタックスヘイブンとしての税制優遇の恩恵の素晴らしさは年数を重ねる度に著明に出てきます。
アメリカの高配当株であれば、アメリカと日本の両国で税金がかかるわけで…
せっかくの配当も大幅減になってしまいます。
本日も読んでくださり、ありがとうございます。
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