以前知人の方から紹介してもらい、それ以来すっかり気に入ってブログのテーマにもさせてもらっているFIREという生き方。
その記事がこちら↓
ストレスいっぱいな社会と別れを告げる若者たち…なんて素敵な言葉なのでしょうか(笑)
ストレスと疲労を溜め込む仕事(ビジネス)ですが…何かしんどいことがあっても、このFIREを実現させるための手段がこの仕事なんだ!と思えるようになってから、仕事が随分と楽になりました。
FIREとは
FIREとはFinancially Independent Retire Early の略で、「経済的独立」という意味で早期退職できる環境を作り余生を有意義に過ごす考えです。
つまり…今の仕事に満足しており、仕事を続けたい!という人には当てはまらない考えかもしれません。
私も投資方針でもあるセミリタイアですが…どうして強く決心するようになったのか?
それには、人生の時間には限りがあり、いつどこでどうなるか?わからない。ということを強く実感したからです。
親友の父親から学んだこと
私には親友といえる人が2人だけいるのですが、そのお父さんの人生を見て学んだことがあります。
その方は、退職間際で奥さんを不幸の事故で亡くしてしまいました。
以前から退職したら富士山が見えるところに別荘を買って2人でのんびり暮らすことを約束していたそうです。
その約束を守るため、定年退職後…別荘を購入し、別荘ライフを一人で楽しんでいたようですが…退職した3か月後に膵臓癌で余命宣告を受けてしまいます。
そして、現在も抗がん剤の相性が良く余命宣告より3年程元気に生活していくれていますが、別荘にはなかなか行かれず…今月に売却しました。
私もこの別荘に遊びに行かせてもらったことがあるのですが…「1人じゃ暇だよ~」と笑いながら話してくれたのを覚えています。
やはり寂しい…というのが本音だと思いますし、一人で別荘にいてもそこに妻がいないことを想いながら過ごすのは…私にはとても辛いように思えました。
自分ももちろん、家族もいつまでも健康で一緒にいられる訳ではないということを…日常の生活ではなかなか実感できませんが、心に思っておく必要があると思います。
そのためにはいかに早くセミリタイアし、大切な人と過ごす時間(自由な時間)を確保するか?
「経済的独立」を早く実現し、体も認知も健康なうちに家族と充実した時間を過ごすことの大切さを教えてもらいました。
上司から学んだこと
先日このツイートをしました。
入社当初…大変お世話になった方の訃報がありました。
60歳で定年退職…63歳まで再任用…65歳で故人となられました。
残業している自分にいつも声をかけてくれて
「仕事がすべてじゃね~からなぁ!」と肩をポンっと叩いてくれました。この方に…また人生の大切なことを学ばせてもらった気がします
— NEO@高配当投資でセミリタイア実践! (@neoneo787) March 4, 2019
これからの時代…65歳定年退職…70歳年金支給となると考えています。
定年後の老後って何年あるのでしょうか?
この方の老後は2年でしょうか?いえ違うのです…1年間は癌で入退院を繰り返していたそうです。
それは…老後に含まれますか?そして年金ももらえず故人になりました。
「仕事がすべてじゃない…」よく声をかけてくれたことを残業をしていると未だに思い出すことがあります。
22歳から会社に勤め…最後は部長職で退職されましたが、人生の多くの時間を会社のために費やしてくれ…新卒の私にも陰日向なく接してくれたこの方だからこそ…思えることがあります。
まじめに働き…40年間年金を収めても何ももらえず…やっと退職したら闘病生活…
老後をいかに確保するのか?
よく耳にしますが、老後になったら家族と向き合おう…老後になったら世界一周のフェリー旅に行こう…
それが100%実現できるのであれば定年退職(私の年齢では65歳)まで働いても良いかもしれません。
ですが…その歳に今と同じ身体で同じ認知でいられますでしょうか?それは誰にもわからないのです。
老後を確保するための闘い…それは社会人になった瞬間から始まっているのです。
そしていかに仕事をしながらも自分にとって大切な時間を確保するか?その考えも重要です。
だからこそ仕事がすべてじゃないと私は思っています。
まとめ
仕事こそ人生!と思えるのであれば…私のようなセミリタイヤなど必要ありません。
どうすれば仕事が人生なんだ!と思えるのか…考えてみると、仕事を楽しんでいないのが根本にあるからだと思うのです。
仕事が楽しい!そのように思えたら…人生の大半は仕事なので、なんて幸せな人生なんだと思います。
また、私はやりがいと楽しさは違うと考えおり…例えば売り上げなどの成果が出たことにやりがいは感じても…楽しさはないのです(笑)
今はやりがいもあるので仕事をしていますが、一番はやはりセミリタイアのための所得を得るために仕事をしている…というのが1番の理由です。
これからも老後もいかに長くすることができるか?この実現のために勉強と行動を継続します。
本日も読んでくださり、ありがとうございます。
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