5月7日に格付投資情報センターがR&Iファンド大賞を発表しました。
その中でひと際注目されているのが、国内株式投資信託部門で最優秀ファンドにも選ばれた↓
東京海上アセットマネジメントが販売しているジャパン・オーナーズ株式オープンというファンドです。
なぜこのファンドが注目され、大賞を受賞するような素晴らしい運用がてきたのか?
そこから得られるヒントなどをまとめてみたいと思います。
2018年最優秀日本株ファンド…答えは「オーナー企業」への投資?
一昨年はどんな投資信託を購入しても含む益で、ファンドに甲乙付けるのは難しいという…ある意味イケイケ相場だったように感じます。
ですが、昨年の2018年…国内投資信託は本当に厳しい1年になったと思います。
飛ぶ鳥を落とす勢いで基準価格がどんどん上昇した、レオスキャピタルワークスの【ひふみ】もマイナス運用でした。
2018の国内ファンドの騰落率を見ると…
参照:ALL About様ホームページより
東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンとは?
このファンドは、2013年4月に設立された設定され、運用開始から2018年まで全期間プラスの成績を続けています。
このファンドの1番の特徴は、上場企業のうち、経営者が実質的に主要な株主である企業に投資をしているということです。
詳細は、経営者およびその親族、資産管理会社等の持株比率が5%以上である企業を投資対象としています。
つまりは、オーナー企業に投資を特化していくファンドということです。
どうして…オーナー企業がよいのか?
オーナー企業の反対語は…サラリーマン企業となると思います。
入社からトップまで叩き上げて成り上がる…島耕作のような人が社長をしている会社がサラリーマン企業ということです。
この2つの企業…どちらが良いのか?その答えに明確なものはありませんが…昨今成果を出ているのはオーナー企業ということです。
具体的に…オーナー企業ってどこ?
月報を見ると組み入れ銘柄を確認することができます。
ZOZOやニトリなど、社長が超有名な企業ばかりです。
そして、日本を代表するトヨタ、ソフトバンク、ファーストリテイリングなどもオーナー企業です。
オーナー企業が良いとされている理由は、
・オーナー自身が株主なので、株主目線で長期にわたり利益を最大化する経営を目指すこと
・迅速な意思決定ができること
があげられます。
まさに、ZOZOの前澤社長の言動や会社の対応を見ると…スンナリと納得できます。
私は、オーナー企業が良いのか?ということは正直わかりませんが、投資している企業の社長の経歴や情報は必ず確認しています。
その中でこの社長はちょっと…思う企業の株は買いませんし、投資欲が起こらなければ購入しません。
ですので、オーナー企業ということに拘らず、社長の成りを確認することは投資判断にとても有益だと考えています。
懸念材料

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