先日、投資家の方とやり取りをして感じたことと、得ることがあったのでまとめてみようと思いました。
【つみたてNISAとオフショア投資について】
つみたてNISAやiDeCoについては、さまざまな意見があり、メリット・デメリットがあると思います。
私もつみたてNISAは実施していますが、あくまで分散投資の1つとして考えています。
どのような意味のある分散かというと…国内外で米国指標に投資をするための分散ということです。
・国内の積立=楽天VTI(つみたてNISA)
・海外(香港)の積立=S&P500関連商品
と分けており、国内外にアメリカ市場で確実と思えるインデックス(指標)2つに分散積立投資をしている形です。
つみたてNISAも満額年間40万円を実施し、オフショア積立も年間2400ドル(月200ドル)で、
為替にもよりますが…大体同じ金額を国内外に積み立てるプランで運用しています。
オフショア金融商品の運用
オフショア投資(香港での投資)としては、S社、F社、I社の商品と契約しています。
私の場合、既に商品の各商品の費用は入金済みのため…あとは時間に任せてその商品のことは忘れて資産運用をしています。
利率の素晴らしいオフショア商品があれば、日本のつみたてNISAやiDeCoの利用価値は低減するものの…
今後も香港が現在のようなオフショア金融センターとしての地位を確立できているのか?というと…非常にグレーだと思いますので、海外資産のみということも危険だと思います。
それらの理由として、今回の逃亡犯条例の一連から学べる事があるかと思います。
そのため、海外資産のみでなく国策として提供されている、つみたてNISAもしくはiDeCoをどちらか1つはやっておこうと私は考えています。
また国内での資産運用ですべてをETFや米国株にしてしまうと、配当・分配は三重課税ですし、一部はつみたてNISAとして運用することが有益だと感じています。
海外資産の出口戦略
オフショア投資などの出口戦略として、楽天的かもしれませんが、解約して無事に日本に戻せた後の対応はその時考えれば良いと思っています。
まずは、どのような形であれ、手元に確実に戻ってくる方法をパターン別で数通り用意しておくことが重要だと思います。
それは運用途中に死んでしまった場合や、無事解約できた場合など様々です。
私はオーバーかもしれませんが、それほど今後の香港情勢や日本の将来の状況を危惧しています。
アメリカ、中国、香港、国際送金、Swift、ブロックチェーン、FATF…などなど、今後の事など予測できません。
大切な海外資産をゆくゆくは日本で使用するため…手元に確実に戻せる方法を考え、その後その時の正しい方法で納税する方針でいます。
【インカム投資について】
私は高配当株への再投資戦力に1番力を入れているのですが、これからもどんどんこの投資を注力していきます。
確実に資産が増えるのはインカムよりグロースだとは思うのですが、難しいことは的確な利益確定だと思うのです。
私はその辺りが苦手なので…ある意味、勝手に利益確定してくれる配当・分配運用の方が気が楽です。
配当や分配は勝手に利益確定してくれることと同じだと思うので、定期的な配当こそが投資をしていてとても気楽に運用できる1番の方法だと思っています。
また、グロース株や無配当銘柄についていつかは利益確定(損失もありますが)するわけですが、毎月資産の4%ずつを解約していくなどの違う投資方針が必要だと思います。
やはり個別株は難しい…
個別株の予想もしない事態って本当に恐ろしいと感じます。
今回私がの投資をしているリミックスポイントの件で痛いほど痛感しました。
ですので、今後はETFとJ-REITを中心に投資をして、好きな企業の個別株のみをガチホしていく方針に落ち着いたところです。
まとめ
難しいことではありますが…重要だと思うことは、「それを現在考える必要があることなのか?」を自分の中で整理することです。
将来設計をする中で、現在できることと将来やることをよく精査する必要があると感じています。
オフショア投資もつみたてNISAやiDeCoもその出番が来るのはだいたい20年以上先なのです。
「その解約資金で何買おうかな~」とか考えるより、中長期的にどのような銘柄に投資をするのかを考えた方が腎明ですし、解約時のことを予測してもあまり意味はないように思うのです。
今後も現在と同じ世界情勢や税収システムではないと思うので…将来のプランを考えながらも現在できるベストを心がけることが大切かと思います。
本日も読んでくださり、ありがとうございました。
コメント