先日、太陽光発電事業についてネガティブなニュースが流れました。
本日、タカラレーベンインフラファンド(9281)を損切りしました。
117000で購入し、116000で売却したので-1000円です。
これまで分配金をもらっているので、損益はプラスですが…
【先行き不透明な事】と【事業の成長が見込めない事】には投資はしません。https://t.co/Td2AYNqjWS
— NEO@高配当投資でセミリタイア実践! (@neoneo787) August 5, 2019
あれだけ政府がゴリ押しした個人住宅などの小規模太陽光発電の買取はさすがに継続されていくと思いますが…
今回の法案で新設の大規模な事業用太陽光発電を固定買取制度(FIT)対象から除外する見直し案が提出されました。
ですが、あくまで案なので確定したものではありません。ですので、株価にも影響は出ていません。
これまで出力抑制やFIT価格の値下げなど…さまざまなネガティブニュースが続く太陽光発電投資に早めに対象しようと考えて今回損切りに至りました。
今後…魅力が薄れていくことがわかっている事業に投資を継続する必要はない、という判断に至りました。
タカラレーベンインフラを損切りし、太陽光発電への投資は中止へ
固定買取制度(FIT)に関しては、初期に太陽光発電所を作成している企業であれば、その時の契約価格で20年間買取をしてくれるので今後も現状の収益は望めます。
ただ…私は今回の見直し案を見て、自分の許容範囲は越えてしまったため手放すことにしました。
インフラファンドと固定買取制度が不安な理由について
理由については以下の通りです。
・今後の事業拡大や成長が見込めない
・いつ固定買取制度の内容に変更があるかわからない
・今後の発電の主役が太陽光になることは厳しい
・毎回ネガティブな発表がされる
以上のことからです。
既存の施設に関しては、変わらずに今後も買取が実施されていきますが、新しい施設に関しては買取が実施されない可能性があります。
そのようなことであれば、事業の拡大や成長は見込めず…これ以上の就役は期待できません。
そして何よりも1番の懸念材料は…
すべての買取を中止するという事態です。
さすがにこの既存の発電所のすべての電力買取を中止することは…契約上できないと思いますが…
電力会社が出力抑制をかければ済むことです。
いろいろなニュースや動向を見ていると…日本はどうしても原子力発電を主力として継続したいのだと感じています。
これらのことを踏まえて、これ以上不明確な銘柄を保有はできないと判断し、手放すことにしました。
配当と分配の魅力を再確認
タカラレーベンインフラファンドの購入株価が117000円の時で、売却株価は116000円なので…-1000円となります。
今回1株しか購入をしていなかったため損失は大きくありませんし、何より分配金を2回受け取っているので、多少ですが利益はありました。
やはり配当・分配がある銘柄は、損切りしても補填できる部分があるので…存在として大きいとつくづく感じる次第です。
まとめ
これかれも太陽光発電(インフラファンド)への投資を継続するのであれば…東京都内に物件の多いJ-REITか、へルスケアREITに投資をした方が良いと判断しました。
そして何より「今後は大丈夫かな··」と思いながら投資を継続するのは嫌だということです。
固定買取制度に関しては、経済産業省の意向次第ですし、今後どのような展開になるのか…わからないと感じています。
東日本大震災時に旧民主党が始めたこの政策を··現行の自民党が必ず保守するとは考え難く…
当分の間、自民党に代わり与党になれる政党が出でくるとは思えない国政なので…このような国策からは離れていた方が賢明だと判断しました。
投資をするにあたり今後の展開が予測できなかったり、考えられないのであれば早めに損切りすることが重要だと感じています。
懸念材料があり…その許容範囲がオーバーしてしまったら即損切りしていくようにします。
本当も読んでくださり、ありがとうございました。
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