大変ありがたいことに…先日投稿したツイートについてご質問をいただくことが多かったです。
それはリミックスポイントという企業の株を購入していた結果…
大損切りする結果になったことから学んだMYルールの策定についての問い合わせです。
そのツイートがこちらです。
今回のリミックスポイントという企業に投資をして学んだ事や反省点、そして次への投資を継続していく上で心しておくことを精査したいと思います。
・悪い決算を2回連続で出した企業
・配当を出さない企業
・IRが漏れる企業
・貸株利回りが以上に高い企業
・機関の売り板が厚い企業— NEO@高配当投資でセミリタイア実践! (@neoneo787) August 15, 2019
・過去に問題を起こしたり、グレーな事案を起こした経営陣がいる企業
・銘柄だけに惚れる投資
・社長や経営陣に惚れる投資・有言実行ができず、理想を語る経営者
・誰かの推奨銘柄や取引銘柄という事だけで投資をすること
・期待や憶測で投資をするのではなく、決算で判断すること— NEO@高配当投資でセミリタイア実践! (@neoneo787) August 15, 2019
・取得単価を下げるためだけのナンピンはしないこと
投資はすべて自己責任です。
個別株投資への難しさを痛感しました。
しっかりとしたMyルールを作成し、これからも投資は継続したいです!
損失を出し…家族には申し訳ないのですが…投資は楽しいですね(^-^)
— NEO@高配当投資でセミリタイア実践! (@neoneo787) August 15, 2019
この銘柄に…悩んでいる人や苦慮している人が多いことを肌で感じているのですが…
私がどうしてこのように思うのか?の詳細を今回詳しくまとめてみたいと思います。
株式投資のMYルールを策定。リミックスポイントの損失から学んだ事
悪い決算を2回連続で出した企業
決算内容を四半期毎にチェックし、しっかり業績を追うことの重要さをつくづく感じています。
「悪い決算は癖になる」、よく広瀬隆雄さんがおっしゃっていますが…リミックスポイントに関しては、まさにその通りだと思います。
希望的観測や勝手なストーリーを自分で作り上げるのではなく、コンセンサス予想をしっかりクリアした銘柄のみを保有し続けるべきです。
ですので、リミックスポイントのように業績予想の非開示というものは…まさにそれだけリスクのある商いをしている証拠なので、真っ先に売り抜いておくべきだったのです。
今後は、
・決算でEPSと売上高がコンセンサス予想を2回連続で上回ることができなかった銘柄
・決算で2回連続営業キャッシュフローが落ち込んでいる銘柄
・その企業にしかできない技術力や魅力が低下した銘柄
を投資継続の判断基準にしたいと思います。
配当を出さない企業
キャピタルゲインをメインにした投資の難しいところは…利益確定です。
自分のルールがあり、例えば20%で利益確定するというルールを絶対に守ることができるのであれば…
配当投資(インカムゲイン)より良い利回りで運用できるかもしれません。
ですが、そのような鋼鉄な意志を持って投資をすることは、なかなか難しいというのが現実です。
特に暗号資産資産バブルで飛ぶ鳥を落とす勢いで上昇していたリミックスポイントの株価は当時1800円台…
約1年半後に逆テンバガーをいったいどれだけの人が想像できたでしょうか?
「まだ上昇は終わらない!」「暗号資産の未来は明るい!」と利益確定しなかった結果…現在の株価です。
ですので、イケイケの相場の時…利益確定はなかなか難しいものです。
ですが、配当型であれば強制的に四半期or半期毎に会社が利益確定して還元してくれるのです。
その方が安心できますし、何より定期的にインカムがある方がメンタル的にも安定できると感じます。
IRが漏れる企業
「なぜ急に株価が上がった?」
後々…
「あ~この情報か!」
って本来の株取引の流れではないはずです。
そのようなIR情報が漏れる企業は体質的に信用できません。
機関との繋がりや運営サイドの闇が深いように感じます。
ですが、日本株式市場そのものがインサイダーや仕手などが多い市場ですので…否めない部分はあります。
米国市場のように取引高もあり、取り締まりがしっかりしている市場なら安心できる部分もありますが…
ある程度は株ってそういうもの…と割り切るのも大切かと思います。
貸し株利回りが以上に高い企業
まさに機関投資家がベッタリ張り付いている証拠だと感じます。
私のような個人投資家と機関投資家が持っている情報には天と地程の差があり、ましてや規模も違い過ぎるわけです。
そのような機関投資家に勝る要素など…何一つなく、機関の情報が入手できる術などはほぼ皆無なため…
この貸株利回りを見ることで、機関投資家がこの銘柄をどのように考えているのか?を参考にできると思うのです。
まさにリミックスポイントと機関投資家の繋がりは…チャートと貸株利回りを見れば感じ取れるものがあります。
機関の売り板が厚い企業
これも上記とほぼ同じ解釈です。
どうして売り板が厚く、高値を上抜けないのか?
また上抜けてもすぐ下落するのか?
その辺りに機関投資家の存在が強くあるからだと感じます。
過去に問題を起こしたり、グレーな事案を起こした経営陣がいる企業
まさに今リミックスポイントで起きている事柄です。
リミックスポイントやビットポイントに関して…多くの方が不安や怒りを覚えていると思います。
投資は自己責任ですし、運もあります。
決算や業績だけでなく、このような発言から株価が動く事も多々あります。
個人投資家としてどのようにあるべきか?各々で考える良い機会だと思います。 pic.twitter.com/hKGqVR5lzN
— NEO@高配当投資でセミリタイア実践! (@neoneo787) August 31, 2019
その他にも調べれば芋づる式にさまざまな情報がインターネットから入手できる時代です。
これから投資しようと思っている企業であれば、一度検索してみることは大切かと思います。
銘柄だけに惚れる投資・社長や経営陣に期待する投資
「このビジネスは期待できる!」
「この社長は○○大学だから」
というファンになってしまう投資は危険だと感じます。
それは投資ではなく…ただの応援・支援金だと思います。
やはりしっかりした決算を出してくれ、確実なIR情報を提供してくれる会社が良い企業なのだと思います。
誰かの推奨銘柄や取引銘柄という理由だけで投資をすること
これは確実にやってはいけない投資だと今回のリミックスポイントの動向から感じました。
例え尊敬する投資家の人が保有・投資している銘柄であっても…それだけを理由に投資をすることは絶対に止めた方がいいです。
なぜなら、その人とは生活環境も投資資金も違うからです。
そして何よりまったく同じ考えなんてないのです。
もし…信頼していて、この人の情報なら大丈夫!と思える人の銘柄を購入するのであれば…
その人の購入銘柄ということは忘れて、自分で確実に客観的にリサーチして投資を決断した方が良いです。
客観的に投資の決断ができないとどうなるか?というと…
「あの人が買っているから~」
「あの人が売らずに保有しているから~」
という理由で判断が鈍ったり、遅れたりします。
ですので…他の人の銘柄を購入するのであれば、○○さんも購入しているという事実は忘れて…これは私が投資決断をした銘柄と心底思えるようにする必要があります。
期待や憶測で投資をするのではなく、決算で判断すること
これも上記で記載している通りです。
特にテクニカルや相場感というものは…なかなか養えませんし、決まったものはありません。
各々で使用するテクニカルや指標も違いますし、感覚も違います。
ですが、決算は誰にも同じ数字が提示されます。
不平等な株式市場の中で…限りなく平等に近いのは決算発表だけのように感じます。
取得単価を下げるためだけのナンピンはしないこと
ナンピンという手法は、取得単価を下げるためにはとても有益な手段です。
押し目を拾うことができれば、その後はかなり有利な相場で取引ができると思います。
ですが、このナンピンを継続するためには…
・豊富な資金力
・強靭なメンタル
が、必要になってきます。
私が今思えることは、
取得単価を下げるためのナンピンと、配当利回りを上げるための追加投資は違う、ということです。
しっかりとしたキャッシュフローや売上高があるのに…株価が下がっていく銘柄もあります。
そのような銘柄で配当利回りが上がっているのであれば、追加投資をするのは有益です。
ですが、ただ株価が下がったから、○○さんが追加投資をしたからという理由でナンピンするようなことは絶対してはいけないと思います。
まとめ
長く記載してしまいましたが…
今私が感じる株式投資のMYルールの詳細をまとめてみました。
本日も読んでくださり、ありがとうございます。