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日本銀行のETF買入れ策から考察する…日本株式市場の未来とは…

日本株

今後の日本株式市場はどうなるのでしょうか…

 

私は現在、日本航空、全日空、オリックスの3社の日本株を保有していますが…

 

どれも配当・優待目的の投資なので…このまま保有を続ける予定です。

 

ですが、日本株式市場には…やはりデメリットが多く点在していると感じます。

 

その中でも1番デメリットと感じているのは…

 

日本銀行のETF買い支えだと思っています。

 

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日本銀行のETF買入れ策から考察する…日本株式市場の未来とは…

 

そんなに買って…今後どうするの?

 

普通の投資であれば、株やETFは購入したらしっかり売却し利益を得るものです。

 

ですが、この日銀が購入しているETF…どこを調べても今後の具体的な出口戦略について記載されていません。

 

いったいどのようにして…今後の戦略を練っていくのでしょうか…

 

これだけの大規模な金融政策を実施し…それでも回復しない日本経済…

 

更なる危機が生じた際はいったいどんな策があるのでしょうか…

 

預金封鎖…新札発行…いろいろな噂はありますが、どんな金融政策にしてもほとんど余地は残されていないと感じます。




ETF買入れの何が問題なのか?

私なりに考えたETFの買入れの問題点は…

・公的機関による中立性の問題

・株価暴落による日本銀行の財務への影響

・株式市場への悪影響

となります。

 

これらのことが金融市場にどのような影響を与えるのか?考えてみました。

 

公的機関による中立性の問題

本来、ETFなどの金融資産(リスク資産)を買入れることは、日本銀行の通常の業務ではありません。

 

簡単な話…日本銀行から個別企業に対して資金が配分されていることと同じことだからです。

 

それは「他業の禁止」として定められており、あくまで例外的措置として実施されることになっていますが…今や当たり前になっています。

 

海外では中央銀行が株式を積極的に購入している国など皆無であり、同様に強く規制されている現実がありますが…

 

現在の日本の金融政策がどれだけ異常なのか?容易に考えることができます。

 

このままだと…多くの日本企業の筆頭株主が日本銀行なんていうことに成りかねませんし、すでにその状況になっている企業もあります。

 

株価暴落による日本銀行の財務への影響

これまでさまざまな金融措置が実施されましたが、このETF買入れは当然損失が発生する可能性があります。

 

日銀が買っているETFだけ暴落しない!なんてことはあり得ないので、損失が出た場合…何で補填するのでしょうか…

 

結局は、税金が使用されることになるのでしょうから…国民の負担が大きくなるのは否めません。

 

株式市場への悪影響

 

株価が暴落したら…日銀出動…

 

この結果何が起きるのか?を考えると…本当は倒産していたはずの企業が倒産しないということが起きるのです。

 

つまりは正常なファンダメンタルズが反映されなくなるということです。

 

また、日銀により購入されたETFは市場に流通する浮動株を減少させるので、市場流動性(ボラティリティ)が低下してしまうのです。

 

市場の流動作が低下すると、価格形成に歪みができ、少しの売買で大きく株価が動いてしまうことになってしまいます。

 

本来は株式市場の回復のため導入されたETF買入れですが、これを繰り返されれば正常な金融市場は機能せず…より一層の停留を招く結果になるのではないでしょうか…。




考察・売却方法について

現在、日銀が保有しているETFは含み益とされていますが…

 

「では売却して利益を得よう!」とはなれない現実があります。

 

これだけ莫大な量のETFを所有している日銀がETFを売却してしまうと…株式市場に大きな悪影響を与えてしまうことは、公的機関である中央銀行としては避けなければいけません。

 

この点から、ETFの売却しに関してある程度ルールが定められています。

 

・本行の損失発生を極力回避すること

・株式市場に覆乱的な彫響を与えることを極力回避すること

 

これらのルールを守りながら、これだけのETFを売却するのは…かなり厳しい現実があります。

 

年間6兆円ペースで購入してきたETFの買入れは今後徐々に削減されていくようですが、

 

2020年には日銀のETF保有量は32兆円というあもりに莫大な量になります。

 

これらのETFをどのように売却していくか?具体的な策略がないのが信じられません。

 

仮に年間少額ずつ売却することになり、混乱を避ける売却金額を3000億円として場合でも、32兆円のETFを売却するのに100年以上かかってしまうのです。

 

1000億円ずつ売却したら300年です…

 

300年前って…江戸時代です。ちょうど暴れん坊将軍の8代徳川吉宗の時代です(笑)

 

これだけの資産いったいどうするのでしょうか…

 

一番市場に影響なく処分できる方法は…

 

お得意の認可法人や金融機構を無理やり作り、債券を発行して資金を集めて、日銀からETFを買い取る方法だと思います。

 

それを300年かけて売却していくか…あとは永久的に塩潰けするしかないように思います。

 

まとめ

今度も何かの危機や震災があれば、追加緩和を実施するように政府からの圧力があるでしょうし…国民も黙っていないと思います。

 

その場しのぎの追加緩和は「やってますよ!!」のアピール感が大きいように感じますが…

 

それでは個人投資家に何ができるの?といえば…やはり分散しかないのだと思います。

 

つまり、【資産の分散】・【時間の分散】・【国の分散】です。

 

いつでも資金管理を徹底するのみです。

 

外様で何を吠えたところで、日本の経済を変えるだけの力なんて無い訳ですから…自分のできることをしっかり実施し、リスクを受け入れて投資を継続していくしかありません。

 

本日も読んでくださり、ありがとうございました。