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ハイイールド債(ジャンク債)をポートフォリオに組み入れるのか?

投資情報

株式、債券など会社が資金を調達するための手段として、社債を発行することがあります。

 

社債や債券は、投資家から資金を調達して利息をつけて返還することがルールとなりますが、

 

発行する社債は、その企業の信用力により利回りが変わってきます。

 

当然信用力の高い企業の社債は人気があるため利回りは低くなり、逆に新興企業などの社債はデフォルトリスクがあるため、利回りが高くなるのが一般的です。

 

そして、その利回りが高い社債のことを、ハイイールド債(ジャンク債)いいますが…

 

投資非適格とされる信用格付けBB以下の債券がハイイールド債と呼ばれます。

 

そのハイイールド債をどのようにポートフォリオに組み入れるのか?

 

また、投資対象として適当なのか?

 

私なりの考えをまとめさせてもらいます。

 

 

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ハイイールド債(ジャンク債)をポートフォリオに組み入れるのか?

ハイイールド債の詳細とは?

 

ハイイールド債を発行している企業の特徴としては、

・設立して間もない企業

・競争などが激しいジャンルの企業

・ファンダメンタルズや市場動向が不安なセクター企業

である場合が多いです。

 

ハイイールド債はBBB以上の投資適格債よりデフォルトする可能性が高い代わりに、そのリスクに見合った高い利回りが期待できます。

 

また、ハイイールド債の特徴としては、株価の動向と似た動きをするという点が特徴として上げられます。

 

その理由としては、株価が下落している時、企業の資金繰りも悪くなるので、ハイイールド債を購入したい投資家は減るため、利回りが高くなる傾向にあるからです。

 

リスク

利回りが高いハイイールド債の1番のリスクは…やはりデフォルト・リスクだと思います。

 

ですが、正直なところ…いつどの社債がデフォルトするか?などわかりません。

 

私は現在、HSBC銀行で【Allianz Income and Growth】のというユニットトラスト(ファンド)へ投資をしていますが、

 

このファンドのファンポートフォリオ内には多くのハイイールド債が組込めれています。

 

このようなパック商品(ファンド)になってしまうと更にどの債券がデフォルトするか?わからなくなってしまいます。

 

また、その他にも満期まで10年未満の短いものが多く、発行後数年で期限前償還がされるリスクもあります。

 

その場合、満期まで入ってくるはずだった利息が入ってこないため、収益は減ってしまいます。




投資をするタイミングは…

ハイイールド債へ投資をするのであれば、現在の債券市場を把握する必要があります。

 

現在どのような状況なのか?を端的に知る方法としては…

 

ハイイールド債利回りと米国10年国債の利回りの差である、【イールド・スプレッド】から確認することができます。

 

このイールド・スプレッドの差が低いということは景気が好調と考えられ、スプレッドの差が高い時は、景気が軟調であると考えられます。

 

昨今の債券金利を確認してみると、10月上旬の米国債10年金利は1.51%、米国ハイイールド債指数は6.04%ですので、イールドスプレッドは4.53%となります。

 

参照:Bloombergより

 

これまでのイールドスプレッドの平均は5.3%ですので、現在はハイイールド債が積極的に買われており景気は好調と判断できます。

 

つまりハイイールド債市場に資金が増加しているのです。

 

その背景には、米中貿易摩擦などのネガティブ要因があるからなのかもしれませんが…

 

世界的に金利利下げ、日本はマイナス金利ですので、銀行に預けても増えない資金の行く末がこのハイイールド債市場のように感じます。

 

では、いつどのタイミングで投資をするのか?

 

膨らみ過ぎている債券市場に懸念はありますが…この約1年間のスプレッドはそこまで乖離せずといったところです。

 

私の投資タイミングとしては、この平均5.3%以上スプレッドが開いた時が投資をする1つの目安にしています。

 

ですが、それは限りなく投機になる可能性もあります。

 

デフォルトする可能性と高い利回り…まさにリスクをどこまで負えるか?ということが答えになってしまいます。

 

ですので、私は香港のHSBC銀行ユニットトラストである【Allianz Income and Growth】のみでしか、ハイイールド債ファンドは購入していません。

 

あくまでポートフォリオ(全資産)の10%以内に収めておくことを念頭に、平均5.3%を超えた時はハイイールド債(ハイイールドファンド)の購入を検討したいと考えています。

 

 

まとめ

 

全体的に債券市場の金利が下がっている理由としては、

 

・大規模な投資資金が債券市場に流入している

・世界経済の成長についての不透明感から、株式より債券市場へ

 

という考えからだと思います。

 

債券は株式の配当と違い、契約上の義務に基づいて支払われるという点が魅力でもありますし、

 

銀行に預けていても金利は二束三文のため債券を買おう!というのは自然の流れのように感じます。

 

ですが、ハイイールド債は債券とは考えず、あくまで株式との分散として考えた方が得策だと思います。

 

株価との関係を見ても株価が下落しているときにイールド・スプレッドの差が上昇しているからです。

 

上記のことを踏まえて…アセットアロケーション戦略から考えると、ハイイールド債は重要な役割をしてくれるので、これからも投資は継続していきます。

 

ハイイールド債は各資産との相関性が低いことや、ポートフォリオ利回りの底上げに重要な役割をしてくれるので、一定の割合組み入れることがこれからも有益だと考えています。

 

本日も読んでくださり、ありがとうございました。