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香港の歴史を知る事で今後のオフショア投資や資産運用の参考にできる

オフショア投資

昨今の香港の実情を見ていると…

 

既に香港へ投資をしている方も、これから投資をしたい!という方も…不安があると思います。

 

その不安を少しでも払拭するためには…もっと香港という国の歴史も知る必要もあると思うのです。

 

私なりに香港の歴史を勉強し、イギリスや中国の関係など…各々思うことを箇条書きにしてまとめてみます。

 

 

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香港の歴史を知る事で今後のオフショア投資や資産運用の参考にできる

もともとイギリスの植民地だった香港が中国へ返還され22年が経過しました。

 

沖縄が日本へ返還された例はあるものの、植民地が元の国に返されるケースは稀で、そのまま独立する国が多いようです。

 

それ以上に香港の場合は、何が特別だったのか?というと…

 

これまで資本主義だった国が社会主義の中国に引き渡される…というまったく真逆の世界に入るということです。

 

ですが…これではあまりに混乱を招く恐れがあることから、「一国二制度」という方法で実現に導いたわけです。

 

このことにより香港はこれまで通り資本主義を続けられ、平穏に返還を実施することを最優先したのですが…

 

その歪みが今出ている形となっています。

 

その一番の理由に感じるのは…単純に「中国で許されないことは香港でも許されない」というシンプルなルールです。

 

本来約束されていたはずの「二制度」は「一制度」へ返還を待たずどんどん集約し…

 

民主化を中国がどんどん除去しつつある…そんな印象を感じます。

 




 

現在の香港行政

現在の統治者は、香港行政府であり、そのトップである行政長官は常に香港人から選ぶ法律があります。

 

しかし、実際は常に中国共産党の顔色を伺い、行政長官の権限や権力はどれ程あるのか?疑問なところです。

 

香港の人達は返還から20年が過ぎ…その恩恵よりも…物価上昇や不動産価格の上昇による生活苦が上昇しています。

 

この20年間に生まれてきた若い人達が自分の将来に不安を抱くのは当然のように感じます。

 

香港の中では、「独立」を望む人たちまでいるようですが…これは中国がチベットやウイグル地区のような難しい地区をもう1つ作り上げてしまったような印象があります。

 

自由を知っている歴史が、これから色濃くなっていく中国支配をどのように受け入れていくのか…これはとてつもなく難しいことだと思います。

 

返還から20年が過ぎ…少しずつ問題や歪みが表に出始めている一国二制度…

 

この制度が強靭かしていくはあり得ないと思いますし、益々…枠組みが弱くなっていくのではないでしょうか。

 

中国から見た香港…香港から見た中国

さまざな背景がありますが…これまで私の印象では、【中国が香港を利用している】と思っていました。

 

ですが、その逆の考えもあり…中国には莫大な経済力があるため、香港を以前のように利用する価値がなくなった…という考え方です。

 

さらには、香港が中国に依存する構造へと変わってきており、人口13億人のパワーと資源を求めている…という見方です。

 

私はこの考えが正直すんなりは入ってきませんでしたが…

 

中国という閉鎖的なマーケットの入口に香港があるわけですから…

 

世界の投資家が中国へ投資をしたい!ということになれば、香港に資金が集まることはわからなくもない…というのが感想になります。

 

中国には【香港】【上海】という2つの大きな金融センターがありますが、

 

香港は海外マーケット、上海は国内マーケットという形で、それぞれに役割を与えることで、しばらくは両国の金融バランスを保たれるように思います。

 

法律の改正が今後もポイントになるのでは?

香港では株式の利益や配当金は非課税ですが、2008年9月中国の国有企業が突然投資家への配当金に対して課税すると通知しました。

 

このように突然前ぶれもなく、意思決定するのが中国という国です。

 

外国投資家の判断基準として、政権やマーケットの安定性は非常に重要視されると思うので…いつ何が起こるかわからない場所には資金が集まってきません。

 

今回の逃亡犯条例も同じですが、法律の改正はとてつもなく大きな力があります。

 

突然…中国政府が香港の外国人投資家の資産は国外に出させません、という法律を作ったらどうしましょうか…

 

ここまで究極なことはあり得ないと思いますが、何をするかわからない…それが中国という国のお膝元にいる香港へ投資をする最大のリスクだと私は考えています。

 

ここまで究極な法律ができる前に、外堀を少しずつ埋めていく戦略を取ると思いますので、逃亡犯条例のような法律改正には目を向けておいた方が賢明です。

 

 

香港とシンガポールの違いは?

よくオフショア金融センターとして比較される両国ですが、現在もASEANの拠点としての非常に大きな役割をしています。

 

私も今回の香港事情によりシンガポールという国を分散投資先としてリサーチしましたが、魅力的に思える部分が多々ありました。

 

主な共通点やポジティブな点は…

・金融サービスを中心に各国を積極的に受け入れている

・整備された空港や港湾で中継貿易基地としての役割
がある

・低税率(タックスヘイブン)である

逆にネガティブな点は、

・不動産、生活コストが高い

・中国が後ろにおり、その影響は強い

そして両国の1番違う点としては…国の成り立ちも関係していると思うのですが、

 

強い指導者により独立し、国が建国されたシンガポールは、香港より自由度は低いと感じます。

 

例えば…ガム禁止令などもそうですが、法律で生活を固める傾向にあるように思うのです。

 

この辺りの実情やシンガポールへ投資するのであればこの商品が良いという内容は過去のブログにまとめていますので参考にしてください。

 

香港金融資産のリスク分散として、シンガポールETF【EWS】を検討
オフショアと呼ばれるタックスヘイブン…日本から1番近いタックスヘイブンは香港ですが…その香港が現在かなりの政治的不安定状態…デモも沈静化せず、将来に不安を抱えている若者で溢れかえっています。私も香港で起きている実情は、香港にいる同級生…

 




まとめ

都市の繁栄っていったい何を基準にしているのか…そんなことを考えてしまいました。

 

都市の経済規模?
成長率?
GDP?
地理的な優位性?
法の支配状況?
健全な政治?
治安の良さ?
医療の充実?
インフラ整備?

 

もちろん、これらのことすべてが大切ですが…

 

私が思う都市の繁栄は…人・物・資産が集まり、安心してビジネスが行える環境です。

 

果たして…今の香港が上記を満たしているか…

 

読者さまから、「香港の投資は大丈夫でしょうか?」といご質問を最近よくもらいます。

 

たしかに··この情勢を見ていると不安になる気持ちは私も一緒です。

 

ですが、既に香港の金融商品を購入している人と、これから香港へ投資を開始しようとしている人では大きく意識が違ってくると思います。

 

既に授資を開始している人であれば、何が何でもゴールに向けて資産を守ることへの行動力が必要です。

 

そして、これから投資を検討していいる方で、不安が払拭できないのであれば…無理に投資をしないことも有益な選択だと思います。

 

私も香港の金融商品を購入し、HSBC銀行で投資を開始してわずか2年ですが··目まぐるしくその状況が変わっています。

 

これからどうなるか…正直まったくわかりません。

 

ですので、すべての資産を香港の金融商品(海外投資)にするのではなく、理由と根拠のある分散投資を心がけ、日々の節制に勤しむことが大切かと考えています。

 

これからオフショア投資をする人に求められるのは行動力だと思いますので、その覚悟と決心がある人のみが有益な資産形成ができると私は信じてオフンョア投資を実施しています。

 

本日も読んでくださり、ありがとうございました。