ちょうど2年前に香港へ渡航し、香港の金融商品3本とHSBC銀行の口座を開設しました。
思い返せば…2年前って本当にあっという間に感じます。
マネーリテラシーのことを思えば…当時はオフショア投資こそ成功の確固たるもの!という確信を持って契約に望みましたが…
正直今の気持ちは…そんなに甘いものではなかった…というのが本音です。
もちろん、香港での資産運用が将来の資産運用に有益という気持ちは変わっていませんが…
契約したら終わり!なんていうものは、投資の世界には存在せず…
常にリスクと隣り合わせであり…どのように行動してするのか?を考えなければいけません。
つまりは、片道切符を手にしたようなものなので…何とか目的地に到着できるように情報収集あるのみです。
オフショア積立投資の魅力の1つは…クレカによるキャピタルフライト
2年の投資が経過して…1番重要だと感じているのが…
いかに海外に資産を分散させるのか?ということです。
よくオフショア投資や海外投資はすべて有益…というようなブログを見ることもありますが…
私はすべての資産を海外運用することに賛成はできません。
その方が生涯日本に住むことはなく、海外に定住するということであれば、円資産は必要ないかもしれませんが…
これからも日本に住み続けるのであれば、日本資産(円資産)と海外資産(外貨資産)の分散が重要だと思います。
その分散を可能にするためには…海外に資産を送金する必要があるのですが…
その1つのスキームとして、海外積立ファンドと契約するという方法もあると思います。
クレカ決済によるキャピタルフライトは有益ではある
香港の金融商品のうち1つは毎月の積立で実施しています。
その支払い方法はクレジットカードで決済しています。
現在、海外商品の保険や投資商品に対する規制は厳しくなっているので…
いつまでクレカ決済による積立ができるかはわかりませんし…手数料も高くなっているのが実情です。
ですが、このようにクレカ決済ができるのであれば…
自分で海外送金をしなくても自動で海外に資産の一部をキャピタルフライトできているのと同じなので有益だと感じています。
しかも円ではなく、ドルで積立できればさらにリスク分散ができていることになります。
ただ…この手法が有益である条件としては…
この海外ファンドが安定しており、予定の利息を満期に受けとれる可能性が高いことが条件になります。
その辺りのリスクをどのように考えるか?がやはり重要になってきます。
海外送金だけでも十分なリスク分散
このような海外ファンドに抵抗がある人は、無理に海外金融商品を契約しなくても良いと思います。
ですが、海外の銀行口座だけは開設しておいた方が有益なのは間違いないと思います。
投資商品と違い、口座を持っていることで利益が減る…ということはないからです。
ですので、HSBC銀行などの口座を開設し、定期的にトランスファーワイズなどで送金しておくだけでも有益なリスク分散が可能だと思います。
まとめ
海外投資の心配や不安の根元は…その不透明感だと思います。
日本国内の保険や投資商品でも、その運用内容がすべて開示されていることはありませんが…
海外商品であれば、尚更情報が遅れたり、現地の人のコミュニケーションから余計に不安になることも当然あると思います。
特に積立商品を契約した場合は継続するか?損切りするか?以外解決方法はなく…
結局、自分の中でどこまでリスクを許容できるか?に限られてしまいます。
中でもリスク資産については、 自分の中でその投資を正当化できる理由を探しているだけなのでは?と思うことも多々ありますが…
如何に客観的に物事を判断できるかで投資の成果は変わってくるので…今後も情報収集をしながら判断していきたいと思います。
本日も読んでくださり、ありがとうございました。