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保有しているETFが上場廃止になったら?その意味と対策について。

米国投資・ETF

私の投資方針は…

ETFを主軸(コア)にして個別株をサテライトとして資産運用を実施しています。

 

その理由としては、個別株よりETFの方が分散されておりリスクが少ないからです。

 

そして、そのリスクとは何か?というと…

 

上場廃止です。

 

株もETFも上場していますから…当然上場廃止になるリスクがあるのですが…その結果は大きく違います。

 

今回は、現在保有しているETFが上場廃止になるとどうなるのか?

 

また、どのような行動をすれば良いのか?を考えてみたいと思います。

 

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保有しているETFが上場廃止になったら?その意味と対策について

個別株でいう上場廃止は、倒産を意味します。

 

そして、ETFの上場廃止は投資信託の【繰上償還】と同じ意味となります。

 

簡単に…繰上償還とは…

ファンドの運用が難しくなった場合や投資目的を達成した場合などに、信託約款に定められた規定に基づき、信託期間の途中で運用を中止し、受益者(ファンドの保有者)に受益権の口数に応じた信託財産を返還すること

です。

 

そのため、株式のように上場廃止となったら一切投資資金が戻らないということではないのです。

 

ですが、その上場廃止についてもう少しだけ深掘りしてみます。

 

ETF上場廃止のパターン

この上場廃止については…

・運用会社の申請によるもの

・運用会社の申請によらないもの

 

の2種類があり…どちらにしても最終的には、東京証券取引所が実行します。

 

運用会社の申請によるもの

ETFを運用している会社が上場廃止を申請する場合、下記の条件の元で実施されます。

 

・受益者にとって信託契約を解除する方が有利であると判断した時

・やむを得ない事情が発生した時

となります。

 

またETFの中には、繰上償還の規定が定められている商品もあるため…

 

発行済み口数が規定基準を下回ると…純資産総額の減少により指数に連動した運用を行うことができなくなるため、繰上償還となってしまう場合もあります。

 

運用会社の申請によらないもの

東証の有価証券上場規程には、ETFの上場廃止基準項目というものが定められてきます。

 

それなりに項目がたくさんあるのですが…中でも、

 

・継続して6か月以上、指定参加者が2社未満となっている時

・ETFの一口あたりの純資産額と特定指標の相関係数が0.9未満となった場合、1年以内に0.9以上に戻らない時

・ETFに係る各種報告書において、公認会計士等によって不適正意見等の旨が記載され、その影響が重大であると取引所が認めた場合

・ETFに係る投資信託契約または信託契約が終了となる場合

 

などが上げられます。

 

ETF上場廃止…どのような行動をすれば良いのか?

株式の場合…上場廃止が決まると、少しでも高く売却しようと売りが殺到し株価は大暴落します。

 

ですが、ETFの場合その流れは少し違います。

 

まず、ETFは東証の【監理銘柄】に指定され、その後正式に上場廃止が決定されれば【整理銘柄】に指定されます。

 

その期間に売却を実行することもできますし、最終的には証券会社がETFを買取り償還され現金として手元に戻ってきます。

 

そして、ETFは指数連動であったり、様々株式を1つのパックとして販売しているので…上場廃止決定後も株価は指数に連動して動きます。

 

つまりは…上昇廃止が決定した後もその時の基準価格での払い戻しが実施されるのです。

 

このような理由もあり、私はETFを主力として投資をしています。

 

上場廃止は、年間でどれくらい起きているのか?

東証における上場廃止件数は…2018年は14銘柄、2019年は21銘柄でした。

 

現在、約200銘柄近くあるETFですが…だいたい全体の8%が1年間で上場廃止となっています。

 

投資資金がなくなる…ということはありませんが…想定外のタイミングで銘柄を売却することを避けたいところです。

 

個別株に比べるとリスクが少ないことは容易にわかりますが、これは国内の東証に上場しているETFの話なので…

 

米国市場のETFであれば、銘柄数も多いのですが…年間に100銘柄以上のETFが上場廃止されています。

 

上場廃止が決定し売却ができなくなるまでには…管理銘柄などなる過程などの猶予時間があるため、その間に対応することが望ましいかと思います。

 

万が一…売りそびれてしまっても、ETFの場合は証券会社が買取を行うので0円になることはないと思いますが…

 

まずは、現金に戻すことが大切かと考えています。

 

まとめ

上場廃止というと…倒産というイメージがありますが…

 

ETFの上場廃止は意味合いが違うことが少しでも感じていただければ幸いです。

 

ただETFでも資産額は確認した方が無難だと思います。

 

以前にブログでも記載しましたが…日本では人気があり知名度があっても本場の米国では全然資産額が少ないETFも正直あります。

 

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ETFだから安心だと盲信せず、現在のような相場ですのですから…

 

配当・分配の減配に関して…どのような銘柄選定がされるのか?もしっかり注目して投資をしていきたいと思います。

 

本日も読んでくださり、ありがとうございました。