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JALとANAの決算…航空業界は正念場!今後の投資方針について

日本株

さまざまな産業や業界が厳しい中で…【こごだけは助けないと!】という優劣は…

 

資本主義の考えから…逸脱しているのでは?とそんなことを考えてしまう昨今です。

 

私が投資をしている、日本航空(JAL)全日空(ANA)もまさにその渦中にいる銘柄なのですが…

 

ここまで大きい世界的な経済危機や疫災を経験したことがなかったため…

 

結局最終的には、政府や中央銀行の支援というものがどんな時も支えになっていくもの…と感じているところです。

 

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JALとANAの決算…航空業界は正念場!今後の投資方針について

少し過去の話になってしまいますが…

 

記憶しているところでは、私が就職活動をしている最中にJALが経営破綻した記憶があります。

 

当時もANAやJALなどの航空業界はとても人気がある就職先でしたので…

 

友人の中には採用取り消しになってしまった人もいたと記憶しています。

 

それからは見事に経営再建が功を奏し、昨今までは盤石な経営状態が続いていましたが…

 

今回のコロナウイルスにより大きく事態は急変してしまったと思います。

 

特にANAに関しては…当時JALが持っていた海外路線の多くを引き継ぐ形で飛躍し、日本で1番大きな航空会社となりましたが…

 

今国のコロナショックでこの部分が裏目に出てしまったことは否めません。

 

決算内容

先日発表された決算内容を確認してみると…

 

2社とも共通していることは、経営難という当たり前の結果でした。

 

以前…スカイマークの社長かインタビューで答えていた、「航空業界は飛んでなんぼの世界」というのが正にということが良くわかります。

 

特に…改めて実感したのはランニングコストが膨大ということです。

 

もちろんパイロットやCAが一般企業の人達より高給取りなのはありますが…

 

それ以上に、維持費や整備費などのコストが膨大ということです。

 

飛ばなければ飛行場に停めておけば良い…といっても駐機代はかかりすし、整備も定期に実施しないといけません。

 

この辺りは…本当にシビアな問題だと感じました。

 

ANA決算の詳細

結果的には、4月に発表された下方修正どおりの結果となりました。

 

参照 ANA決算短信

75%減の276億円で黒字となりましたが…

 

これはまだコロナウイルスが始まり…影響が出始めた3月までの決算…ということが恐ろしいところです。

 

ANAの気になる点としては…特に財務の内部留保なのですが…

 

直近としては…1260億円から1,090億円に減少したことと、大きく有価証券を売却し減少した結果となりました。

 

自己資本比率は41%で…差ほど変化がなかったように感じるのですが…

 

そこは借り入れを増やして対象したようです。

 

既に、4月には金融機関から1000億円の借り入れと、新たな融資枠として1500億円を契約しており…

 

さらにコミットメントラインでは3500億円の融資枠を確保していることから…

 

内部留保には手をつけない代わりに…融資で難を乗り切る作戦のようです。

 

ですが…ここにはやはり金利や手数料などの費用ががかかるので…

 

この事態が長引くと考えた場合は…今後の経営にかなりの影響があると思います。

 

そして個人的にガッカリしたのは…覚悟はしていましたが、配当が無配になったことです。

 

JAL決算の詳細

ANAと同様にJALも発表された下方修正とほぼ同じ決算内容でした。

 

参照 JAL決算短信

最終的に534億円の黒字とのことですが…こちらも3月までの決算なので、4月以降の業績はかなりネガティブだと思います。

 

ANAよりJALの方が黒字数が大きいのは、やはり国際線の便数が影響していると思います。

 

自己資本比率は59%で流動資産の現金や有価証券が減っていますが…

 

ANAよりは盤石な経営をしている印象があります。

 

1度経営破綻した経験があるからなのか…まずは自分達でやりくりする!という姿勢はとても好感が持てますし…

 

借り入れも577億円とANAよりは限定的です。

 

こちらも配当は無配になってしまい…残念ではありますが…

 

会社の存続のためには致し方ないのかと考えています。

 

まとめ

これからの航空業界はかなり厳しい現実が待っているように感じます。

 

それはやはり元々の経営事態が借入をメインにしたビジネスなのと…景気に多く左右されることが影響していると思います。

 

あのバフェットも米国航空株の投資は失敗だったと認めてすべての株式を売却しましたし…

 

そして、オリックスなどが実施している航空リースも…賃貸料を支払えない事例が多発しているようです。

 

そのようになってくると融資だけでは対応できず…

 

結局は中央銀行の力が必要となってくると思います。

 

資本主義…とはいったものの…日本の場合も実際のところ既に半分は社会主義のような仕組みになっているように感じます。

 

アベノミクスや黒田バズーカと揶揄される超絶な経済支援…

 

多くの大企業の株主に日本銀行が列なっています。

 

これからさらにこの流れが加速し、難しい話は抜きにしてMMTという考えの元に経済が作成されるなら…

 

いつかは1つにまとめられてしまう…世界政府的な発想もやぶさかではないと感じてしまいます。

 

ただ…あれもこれも!と心配したところで事態が変わるわけだはありませんので…

 

個人投資家としてできること…分散長期投資を主軸に、その中で楽しく自由な投資をしていきたいと考えています。

 

本日も読んでくださり、ありがとうございました。