昨今、セミリタイアやFIREをテーマにしたブログが多くあり、とても有益な情報を入手できる環境にあります。
その中で多くの投資家の方がやはり米国株やETFを中心とした資産形成をされているように感じるのですが…
やはり将来的に安定した収益を得たいのであれば、日本市場に投資をするより米国に投資をした方が良いというのが共通認識のように感じます。
今回はその中でも私が主力として投資をしているETFについて考察したいと思います。
ETFをただ積立投資するのはダメ?常にアセットマネジメントを!
ETFやインデックス投資において、商品化するための計算方法はさまざまあります。
均等加重…時価総額加重などなど…そのよう場合であっても、一部の銘柄やセクターに偏りが出てしまうものです。
それは仕方ないことですが…少しても分散を効率良く実施し、無駄のない資産運用をするため…
自分でETFリバランスをすることが有益であると考えています。
今回、私が主力として投資をしている【HDV】【PFF】【SPYD】 における重複と銘柄比重を考察し…
どのようなETFを新規に加えれば、どんな局面でも安定して運用できるのか?を考察したいと思います。
SPYD、PFF、HDVに相性が良いETF
さまざまなETFへ投資をしていけば…インデックスに近づいていき、最終的にはVTIになってしまう…そのようなことをよく考えていました。
たしかに…そのような側面もありますが、VTIといえどもセクターには偏りがあります。
ですので、自分が主力としている上記3つのETFに対してどのようなETFを加えることで更に強固になるのか?
私なりに検証した結果が、
・インベスコ QQQ トラスト シリーズ【QQQ】
・米国増配株式ETF【VIG】
・米国情報技術セクター ETF【VGT】
ということがわかりました。
特に印象的だったのは…HDVとVIGのバランスの良さです。
参照 ETF research centerより
お互いに配当をベースにしたETFであるのに銘柄の重複が少なさに少し驚きました。
HDVは生活必需品銘柄が多いETFなのでどちらかといえば…老企業のベテランといったところで…
VIGは成長してきたイケイケな中堅といったところでしょうか(笑)
どの銘柄を見てもコロナショックを経て…注目がさらに増したETF達ですが…
今すぐ、この銘柄へこれまで投資してきた同等の金額を投入することはしません。
今後の市場状況を見て判断していきたいと思っていますし、特に QQQは私の投資方針である高配当投資とは少し主旨が離れている銘柄です。
QQQとVGTはセクターが似ている銘柄なので…運用会社の分散としてインベスコを選択するのも有りかと思っています。
参照 ETF research center より
長期資の観点から考えればキャピタルの力が必要なのは確実なため、今後投資をしたいと思っています。
ETFの究極デメリットは…
ETFの魅力でもある多くの株が分散されたポートフォリオ…
この部分が魅力でもあり、また求めない銘柄も多く合んでしまう…このことが究極のデメリットだと思うのです。
特に銘柄数が多く、インデックスに連動している商品となればこの傾向が強いです。
このような観点からも個別株はある程度ポートフォリオ内に必要というのが私の考えです。
ETFも定期的に銘柄が入れ替わりますし、その比重も変わるので…
この銘柄だけは欲しい!というものは、個別にしっかり投資をして良いのでかないでしょうか?
ただそれも割合がとても事要だと思います。
私はETF【7】:個別株【3】に分けて、その3割で自由投資を楽しみたいと思います。
まとめ
現在のような株価上昇時にどのように行動するか?も大切ですが…
株価暴落時にどのような行動をしたのか?を振り返ることも大切だと思います。
株式市場にサイクルがある以上…その流れに逆らうようなことはせず、身を委ねながら評価金額に感情が左右されない投資を実行したいと感じます。
そして、これまで言われてきたことが実際にはどうだったのか?
結果はどうだったのか?を素直に受け入れることが投資に限らず大切だと思います。
自分なりのポリシーを持ち、どんな時も楽しんで投資が出来るように常にアクティブな行動をしたいと思います。
本日も読んでくださり、ありがとうございました。